2014年3月28日

「冬の夢」感想


 「グレート・ギャツビー」の原型、あるいは「ギャツビー」本編に使われる予定だった作品を読むというのは、なにかこう映画で言うところのメイキングやカットされたシーンを観るようでとても楽しいです。ぼくはもともと好きな映画のメイキング映像を観るのが好きで、もともとこのシーンはこうなるはずだったとか、脚本で書かれていたこのシーンは都合上カットされたとか、撮影までされたけれど編集の段階でカットされてしまったシーンとか、そういうのを観るのがとてもおもしろく、読書でもそういったものを読むことができるのは素晴らしいと思います。

2014年3月26日

ペンギン艦隊に包囲された猫の旗艦


 ペンギンは多くの兵器を大量生産し、性能よりもその数でもって猫に対抗しようとした。ペンギン艦隊の中型艦は猫の大型艦に一対一ではとても歯が立たないが、三隻から五隻で猫戦艦一隻を包囲して集中攻撃すれば撃沈も可能である。逆に、この包囲陣形を崩されてバラバラにされてしまうと瞬く間にその戦場は猫側のペースになることだろう。
 惑星ウミヒレーナの戦いは地上戦こそペンギンが劣勢に立たされていたが、ペンギン艦隊の増援が惑星軌道上にワープしてきた瞬間に戦いの流れが変わった。よく訓練されたペンギン艦はすぐに猫艦隊の旗艦に対して包囲陣形を取り、一斉に集中砲火を開始した。上の絵からどれだけ猫達が慌てふためいたかがわかる。
「提督、これ以上もちこたえられません!」

ペンギン・ホバー・タンク


 ペンギン軍は陸海空宙の4空間で使われる全ての兵器を低コストで大量生産しているが、中でも陸上兵器の性能がもっとも低い。これは予算や技術研究が海上や宇宙の兵器に集中してしまったからである。ましてや猫の軍隊が使っているホバー・タンクは高性能で、猫はもとより地上での戦いに長けているので、普通ならペンギンの戦車が勝てる見込みはなかった。しかし、勤勉で不屈なペンギン戦車隊のエンジニア達は、工場から出荷されてきたペンギン・ホバー・タンクにさらに改造と調整を加え、なんとか猫の戦車に対抗し得るレベルに近づけるために努めた。またペンギンの指揮官達は猫に対してより効果的な兵器運用をするための戦術や作戦を研究し、その努力は数々の戦いでペンギン軍を勝利に導くことになった。

ペンギン兵の塹壕


 ペンギン達の統治する惑星ウミヒレーナは広大な海を持つ漁業の盛んな星だったが、当然それはさらなる漁業領域と美味しい魚に飢えた猫達の標的とされた。上の絵はペンギン軍の重要な中継基地がある島の海岸での攻防戦を描いたもので、猫の軍隊を島に上陸させてしまったペンギン兵達は塹壕でもって猫のホバー・タンクを迎え撃った。

2014年3月19日

3月19日 水曜日


 これは先週のことなので、「ルーニー・テューンズ」のハッピーセットはもう終了してます。今は「ドラえもん」です。
 次回は是非マービン・ザ・マーシャンをラインナップしてほしい。

2014年3月16日

「ペンギン・ハイウェイ」感想


 久しぶりに読み返したけれど、やっぱり良い話です。

ノースフェイス


 だいぶ日付が過ぎていますが、絵日記しばらく描いてなかったので、最近買ったこのリュックを。

2014年3月10日

猫の捕虜となったペンギン兵達

「猫の捕虜となったペンギン兵達」

 ”猫とペンギンの宇宙戦争”と呼ばれる歴史的な大戦は、この二つの文明が太古から魚類を中心とする共通の食文化を持ち続けてきたために始まったと言える。漁業によって支えられたこの二つの文明は、宇宙開拓時代の初期の頃からまだ未知だった宇宙領域により多くの海洋惑星を求めて探検を繰り返してきた。やがて貴重な海に覆われた惑星をいくつか発見すると、それぞれの新しい植民地とした。それ以後、猫とペンギンの宇宙艦隊は漁業をするのに適した海洋惑星を見つけて征服することを最優先課題としてきたが、やがてそれは両文明の軍事衝突を招くことになり、海洋惑星の争奪戦は長い長い宇宙戦争に発展した。要するに魚が食いたいがための戦いである。
 戦いが長期化すると、強力で大規模な宇宙艦隊を持つ猫の軍隊に対して、ペンギン軍は劣勢を強いられるようになった。上の絵は猫の植民地となっていた海の惑星への奇襲作戦において敗北し、捕虜となって猫の海上基地に海上横断列車で移送されてきたペンギン軍歩兵部隊の敗残兵達を描いた有名なものである。憂鬱な表情で行進するペンギン兵達の背後に見えるのが特殊装甲とレーザー砲で武装した軍事用海上横断列車であり、上空で基地を見守るのは猫の武装飛行船である。ずっと遠方に見える都市は猫の海上都市であり、一般猫市民も多く暮らしているが、当然捕虜となった敵兵などは市民の暮らす街からは遠ざけられる。このペンギン達はこれから、猫のトイレ用の砂を生成するという、過酷な労働を強いられるのだ。

2014年3月6日

「高い城の男」感想


 とても好きな本で何回か読み返しています。歴史改変というテーマはわりと好きですがやはりこの本がひと味違うのは改変された世界の中で、さらに改変された世界が描かれた本が登場しているというところで、読者は二つの別の歴史を持った世界(あるいはこちらの現実の世界を含めて三つ)を行ったり来たりします。物語の中の現実世界において戦争がどのような経緯を経たのか、また作中に登場する本においては世界はどのような経緯を経たのかという、二重の歴史改変が大変興味深いです。
 ところでどうも感想とあらすじのバランスが悪いような・・・。これで読書感想と呼べるのかどうかちょっと不安になります。
 レイアウトももっといろいろなパターンを試してみたいです。
 それから今度は図書館が家のそばなのでたくさん利用したいと思います。早速カードを作って数冊借りてきました。が、読むのが遅いので二週間で読み切れるのかどうか・・・。

スター・ウォーズの新作はこうなる!?


 2015年に公開が予定されている映画「スター・ウォーズ」の最新作についていろいろと予想というか妄想をしないわけにはいきません。最初期に9部作として構想されていたSWは2005年の6作目によって完結したことになっており、それ以降のは幻の企画となってしまいました。しかし2012年にやっぱり新作をやることが決まり、ファンにとっては「えーっ!やっぱり(というか結局)やるのお!?」といった感じです。
 シリーズの新作について、なにひとつ情報の解禁がされていない今のような時期にひたすら予想や妄想を繰り返すのがとても楽しいと思います。そういった予想は、いざ映画が公開された際も、実際の内容とどう違ったかを比べることで楽しめますし、公開から数年経った後に当時どういった予想や考察がされていたかを読み返したりするのも、現実に観ることがなかった幻の映画を観ている気分で楽しいです。今になって2005年公開の「スター・ウォーズ エピソード3:シスの復讐」の予想や考察について読んだりすると実際の内容と全然違うのに読んでて楽しかったりします。
 なのでぼくも、SW最新作の公開に備えていろいろな予想や妄想を繰り広げて記録しておきたいと思います。それが当たろうが外れようがどうだっていいのです。もし良い線行ってればちょっと得意になれるでしょうし(あるいは予想通りでかえってつまらないということもあり得ますが・・・)、全然見当違いの予想をしていたとしても後になって読み返した時になんという妄想をしていたんだろうとおもしろかったりするはずです。未来の自分に娯楽というか、暇つぶしを与えるためにこういう記事を作っておきたいと思います。
 まず最初のイラスト記事ですが、ざっくりと主人公と悪役についてだけ描きました。当然もっともっと描きたいことはあったのですが一枚におさまらないのでとりあえずこれだけ。

2014年3月3日

恐竜について


「トリケラトプス」



「ブラキオサウルス」



「パラサウロロフス」

 いくつか前の記事で自分の中に宇宙時代がやってきたと書きましたが、同時にまた「恐竜時代」もやって来たようです。むしろ子供の頃は恐竜にまるで興味がなかったのでこれでは少年的趣味が遅れてやってきたようにも思えます。なんで恐竜にあまり興味がなかったのかというと、恐いからです。地元にあったわりと大きな市営の運動公園に大きな恐竜の像が立っていたのですが、それはブラキオサウルスの姿をした滑り台(背中から尾にかけた部分が滑り台になっていたのだと思います)で、幼いぼくはそれが恐ろしくて、恐ろしければ近寄らなければいいのですがなぜか近寄った上思いきり蹴飛ばしてしまいました。硬いものをあまりにも強く蹴飛ばしたのでぼくは足を痛めました。足を痛めた一番古い記憶です。後日包帯をぐるぐる巻いていたと思います。
 それからもう一つ、恐竜が好きな少年達とうのはどこか優等生的な子が多かったように思います。恐竜、宇宙、昆虫、乗り物が好きな男の子は大変健全な気がします。少なくとも棺桶型のパッケージに入った骸骨のフィギュアが欲しくて欲しくて仕方が無く、暇さえあれば庭でアリを石で潰していた根暗のクソガキとは違う階級であることは確かです。いいえ、むしろ健全なやつらがクソガキだったのだとぼくは思っています。とにかくああいう子達の真面目な感じというか、”正しいもの”を好んでる感がぼくはすごく嫌で、恐らくそういった反動で恐竜とかにあまり関心がなかったのだとも思います。ちなみに「ジュラシック・パーク」を始めから終わりまでちゃんと観たことが無いです。
 そんなわけで今まで恐竜に関心を持たなかったものですから、恐竜の絵を描こうと思いついても恐竜の種類が全然わかりません。ティラノサウルスとブラキオサウルスとトリケラトプスくらいしかわかりません。しかもなんで知ってるかというとああいうメジャーな恐竜は「ドラえもん」によく登場するからです。ドラえもんで見たものはなんとなくわかります。恐竜図鑑、もしくはビニール製の恐竜のフィギュアが欲しい。
 上の絵に恐竜と一緒に描かれている男の子達はそんなぼくがなれなかった男の子達です。描き慣れないものであるためか、まだ全体的にあか抜けていないことがわかります(描き慣れてるものがなんなのか、そしてそれがあか抜けているのかどうかはわかりませんけれど)。今後にご期待ください。