2015年3月17日

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」感想


 ひと通りの映画が作られてしまった時代に生まれて大変不幸だと思っていた。画期的な映画、というのがいま一つどんなものかわからないし、なにより「スター・ウォーズ」一作目が初めて公開されたときの興奮も知らない。「猿の惑星」を一切の予備知識無しで観ることも不可能。CG技術がこれでもかこれでもかと進歩していく一方で、映画を観る上で不幸な時代なのでは?と思うこともしばしば。
 けれどそんな心配はナンセンスだということがすぐにわかる。常に新しい映画が作られていて、ぼくなんかの想像の範疇などあっさり越えてしまうからだ。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は「すごーい」と口をぽかんと開けてしまうような、魅力的な宇宙を見せてくれた。普通宇宙といえばだいたい真っ黒で白い点々が描かれているだけの背景である。ところがこの映画の宇宙空間は色とりどりで本当にどこまでも続いているような奥行きを感じさせる。行ってみたい、と思える宇宙である。それ故世界観に奥行きがあり、今後の展開がものすごく楽しみ。