2017年9月30日

営業報告

 いつもの連載に加えていくつかあるので、まとめて紹介。



 「SPUR」11月号(集英社)「銀幕リポート」第20回では、セオドア・メルフィ監督、タラジ・P・ヘンソン、ジャネール・モネイ、オクタヴィア・スペンサー主演『ドリーム』を紹介しています。
 『ビッグ・バン・セオリー』が大好きなぼくとしてはジム・パーソンズ扮する嫌味なキャラクターに注目。女性で有色人種である主人公を二重に見下すとともに、自らの頭脳を過信する自信満々なNASAスタッフ(学者なのかな?)なんだけど、なんとなく『ビッグ・バン〜』のシェルドンから愛嬌を奪い去ってもっと嫌なやつにしたような感じ(宇宙工学はハワードの専門だが)。シェルドンもわりと差別意識を隠さないところがあるし。でもこの人、顔がかわいらしくてマイルドなので、冷たさや乾いた感じはするものの、どれだけ意地悪な役でもいまひとつ憎めない。
 逆に主人公たちを同性の立場から抑圧するキルスティン・ダンストの役は心底憎たらしい。顔もなんだか怖い。でもキルスティン・ダンストを嫌いにならないでね(ぼくが言うまでもないが……)。
 同性だけど異色という隔たり、あるいは同色だけど異性という隔たり(本作の主人公たちは夫や恋人からの理解を得られるのでこの点はそこまで強調されてはいないものの)、二重差別はそんな厄介なねじれも生んでいることを思い知らされた。




 「婦人公論」2017/10/1号(中央公論社)ではジェーン・スーさん連載「スーダラ外伝」第20回の挿絵を描いています。夏休みのラジオ体操のスタンプを引き合いに、習慣の継続と連続の違いに触れてらっしゃいます。連続でなくとも積み重ねが大事ということでブロック風。



 映画『ムーンライト』のソフト特典エッセイのひとつにイラストを。エッセイスト3名、イラストレーター3名で3組ずつなのですが、どなたの文章との組み合わせかは購入されてからのお楽しみだそうです。





 「HOUYHNHNM Unplugged」第6号(講談社)のゾンビ映画特集にカット数点。ゾンビなロメロとアルジェント、マイケル・ジャクソンを描いたりしてます。ゾンビ映画といえば今月公開した『新感染 ファイナル・エクスプレス』がおもしろかったですね。あれもそのうちイラストを描こう。




 オダギリ・ジョーが日系ボリビア人ゲリラを演じる映画『エルネスト』オフィシャル・ブックにレビューを描いています。アクション・フィギュアのブリスター・パッケージ風。これ他の映画のことを描くときもやってみようかな。




 「UOMO」11月号(集英社)にもカットを多数描いてます。なんか、ちゃんと人間が描けるようになったなあ。



 「損害保険を見直すならこの1冊 第3版」(自由国民社)の表紙にワンカット描いています。

 というところです。