2017年10月30日

日記:10月23日〜29日

10月23日(月)

 台風の影響で朝の電車がめちゃくちゃ。本来なら在宅勤務のぼくには関係ない話なのだけれど、こういうときに限って『ブレードランナー2049』の記者会見があったので、一生懸命電車に揺られて会場に向かった。会見については該当記事を参照。
会見が終わる頃にはすっかり晴れ渡っていた。会場となったホテルの広い窓から見る空が綺麗だった。台風のあとなので雲ひとつない。いや、もしかすると端っこのほうにはあったかも。
街に出ると風が強かった。ウェンディーズでハンバーガーを食べていると父から電話。台風などがあるとだいたいいつもかけてくる。海が近い実家のほうが台風の心配はあるのだが。今なにをしているんだと聞かれたのでハリソン・フォードの会見に行ってきたところだと返した。我ながらすごい返答である。もちろん父は大して驚きもしなかった。

10月24日(火)

 妻の体調が優れないので病院に付き添う。待合室で本など読んでいたら、時計の長針が真上を向き、時報が流れる。このメロディがなぜかロシア国歌(ソ連国歌とも)。メロディはいい曲だよね。

10月27日(金)

 なんと、「LINEマンガ STAR WARS インディーズアワード 2017」に作品がノミネートされた。通知メールを読んで声を上げる。驚いたBB-8のような声が出た(びょええええええ!)。前日に明日発表するよという知らせは来ていたので、このメールもてっきり応募者全員にノミネート作品を知らせるメールかと思いきや、見ればノミネート作家宛ての内容ではないか。フォースは実在した。
 夏にずっと取り組んだかいがあった。まだノミネートされただけとは言え、もともとは普段描かない漫画を描くいい機会だ、経験値になるだろうという構えで描いて応募したものだったので、結果が出て大変うれしい。そもそも漫画らしい漫画を描いたのは初めてである。SWの漫画コンテストともなればそれなりに愛の深い、技術のあるひとがこぞって応募するに違いない、素人のぼくなどは全然ものの数ではないだろうと思っていたくらいだ。それでもひいひい言いながら、しっかりと描き込んだものだったので、出してみてよかった。
ノミネートされた段階でノミネート賞受賞ということなので、小学校の頃の絵の賞などを除いて今のキャリアに限って言えば初めての賞である。イラストレーションの賞も取っていないのに、漫画の賞をもらってしまった……。
 詳しくは該当記事で。ぼくとしてはもうノミネートだけで十分すぎるのだけれど、せっかくなので読者投票も集まるといいなあ。

10月28日(土)

 義母がやって来る。なんでも妻が楽天で注文したものの届け先を実家に指定しまったらしく、それを持って来てくれた。なんなのかはよくわからない。

10月29日(日)

 また雨である。頭が重い。池袋のディスクユニオンに展示の様子を見に行こうと思っていたのだがちょっとしんどいのでやめておいた。まだ日にちはあるので、どこかで伺うので許してください。
雨だとなにがダルいって、そりゃ犬の散歩だよ。雨が降ってるというだけで、なんでぼくは犬なんて飼ってるんだ、もううんざりだよ、なにが動物の癒しだよ、もう無理だよ、とてもじゃないが余裕がないよ!と異様なほど犬を飼っているという状況を呪い始めるのだが、いざ雨具とともに外に出てしまえばしばらく歩いてしまう。そんなに行かなくていいと妻も言っているのに。なぜか文句を言いながら外に出て、一旦外に出るとめちゃくちゃ歩いてしまうのだ。歩いているうちに頭の中でいろいろな考えが整理されて、歩調も一定のリズムを持ち始めてだんだんハイになってしまうのだ。犬が「ちょっとここいらでうんちしたいんだけど」というような仕草を始めてもお構いなしに歩き続けてしまう。これが歩行瞑想というやつだろうか。てくてくどんどんと歩いていく。あんまりぼくがトランス状態になっていると犬のほうが力いっぱい引っ張ってぼくを引き止め、「させろや」と言わんばかりにうんちをする。そうそう、雨の日はこのうんち拾いがとにかく大変なのだ。だいたい道の端でうんちをするわけだけれど、道の端というのは水がたまったり流れたりしているので、必然的にうんちは水たまりの中に落とされる。そうなるといくらポイ太くん(うんち拾い専用の、紙とビニール袋が二重になった袋で、手を入れて紙でうんちをつかんで、くるりとひっくり返すことでそれがビニール袋の中にしまわれるという優れもの)でも拾うのは一苦労である。当然紙がぐしゃぐしゃになってほとんど直接ビニール袋にうんちがおさまることになる。
 ところがこの日、犬のお尻のすぐ下で待ち構えて入れば水たまりの中に落ちたものを拾わなくてすむということに気づいた(遅い)。ただ、この犬はふんばった状態で少しずつ歩いてうんちをするので、ぼくはポイ太くんをはめた手でもって犬のお尻を追いかけることになる。
 散歩中、小学校の裏手の道に小学生の小さな上履きが片方だけ落っこちているのを見つけた。名前が書いてあるようだがびしょびしょに濡れているのでにじんでよくわからない。わかったところでどうしようもないけど。いじめられたのか、あるいはなにかの仕返しか。途端、ぼくもなにかの仕返しにほかの子の上履きを土砂降りの中に放り出したことがある。シメシメ、いい気味だととても爽快な気分だったのはほんの一瞬、すぐに大人たちからひどく怒られた。トホホと思いながら上履きを洗って返した記憶がある。しかしぼくのようないい子がわけもなくそんなことをするはずがない(?)。きっとそいつが先に嫌なことをしていたのだろう。ぼくは仕返しをしないでいられないたちだったので、その件もやはり復讐の一環だったはず。しかし、学校の先生というのはいつだってぼくが仕返ししたその場面だけトリミングしてジャッジしてしまう。間が悪い。いや、間どころか普通に悪いやつだった。悔しいが先生は正しい。
 なぜかそのあとも眼鏡が落ちているのを見つけたりした。さすがに下を見ながら歩きすぎではないか。眼鏡はわかりやすいところに置いておいたが、見つかるだろうか。