2017年12月2日

『フォースの覚醒』から『最後のジェダイ』ストームトルーパーの進化


 そもそも旧三部作の帝国軍のストームトルーパーも一作ごとに顔つきが少しずつ違う。『エピソード4:新たなる希望』などは特に数種類の表情があったと思う。この場合の種類とは別に設定における兵種とかそういうのではなく、ただ単にメイキング上の成型の話。これもまた図に描いてもいいのだけれど、たとえば冒頭から反乱軍兵士と撃ち合いをしていたようないちばんスタンダードな連中と、ルーク・スカイウォーカーが潜入のために変装するヘルメットは口やら目やらがだいぶ違う。
 今更ながら最近気づいたけれど、『エピソード6:ジェダイの帰還』のストームトルーパーは口が黒く塗りつぶされていたりする(お歯黒)。気持ち頭頂部が長かったりして前二作に比べてかなり表情が変わっていると思う。また、97年の特別篇で人数を増やすために追加されたトルーパーなどもまた若干違うヘルメットに見えるし、昨年公開の『ローグ・ワン』に登場したトルーパーももちろん新造形で、綺麗な左右対称なのでなんだか優等生みたいな顔になっている。均整が取れていてぼくはわりと好き。
 というように作ごとに造形が新しくなってきたトルーパー。昔と違って成型技術そのものは安定しているので、同じものとして作り直して形が変わったというわけではなく、最新作でのアップグレードは意図して部分的に変化を加えているわけだけれど、ただ改良するだけでなく、これまでのメイキング上の伝統を踏襲してるようにも思える。